日時：2019年1月26日(土)　14時～17時10分
場所：熊本県医師会館

公益財団法人SBI子ども希望財団は、児童虐待防止啓発活動の一環として、1月26日に日本医師会、熊本県医師会との共催による『子育て支援フォーラムin熊本～子育て支援とゼロ歳児からの虐待防止を目指して～』を熊本市熊本県医師会館大ホールで開催し、一般市民等約160名の多くの方々にご参集いただきました。

前熊本県知事で社会福祉法人慈愛園潮谷義子理事長による「愛は命の源」では、命の誕生の不思議から愛着形成の重要性、養育を取りまく社会環境の解説、県内の子育て支援について、子どもの権利に至るまで幅広くお話しいただきました。
親子愛を育むことの出来る養育環境の充実と子どもは愛されなければならないことを自らの経験も交えながらご講演いただきました。

4人のシンポジストからは「今日の子ども家庭と社会的養護の現状と課題」「市区町村における、保健・医療・福祉・学校の顔の見える連携と虐待予防：平成28年度児童福祉法等改正法を受けて」「精神科医療からの虐待対応・予防」「周産期医療からの虐待予防と対応」といった児童虐待が起きてしまう子育ての課題について、その背景や医療現場からの事例や支援、中津市の具体的な子育て支援等についての講演がありました。

基調講演からシンポジウムまで講師の先生方の熱気が会場に伝わり、また会場でも真剣に聞き入る姿が見受けられ有意義なフォーラムとすることができたと思います。

本フォーラムは、次世代の健全な育成という視点から子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目的としており、今後も全国各地で開催を予定しています。

開催概要

「子育て支援フォーラムin熊本」について(1.23 MB)