日時：2019年9月21日(土)　14時～17時
場所：ホテルポートプラザちば

公益財団法人SBI子ども希望財団は、児童虐待防止啓発活動の一環として、9月21日に日本医師会、千葉県医師会との共催による『子育て支援フォーラムin千葉～子育て支援とゼロ歳児からの虐待防止を目指して～』を千葉市ホテルポートプラザちばで開催しました。
冒頭に9月9日未明に千葉県千葉市付近に上陸した台風15号に被災され、未だに停電等でライフラインが復旧せずにお苦しみなっております千葉県内の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
そのような状況にも関わらず千葉県医師会を中心に千葉県内行政の皆様にもご協力をいただき、一般市民等約90名の方々にお集まりいただきました。

福島県立大学ふくしま子ども・女性医療支援センターの横山浩之教授による「子育て支援から子どもの行動異常を予防しよう」をタイトルにした基調講演では、子育てに苦しむ保護者への医師の立場からの具体的な支援についてご講演頂きました。
また、3名のシンポジストからは、「今日の子ども家庭と新たな社会的養育の現状・課題」「虐待予防と愛着形成に向けた日本産婦人科医会のとり組み」「DVの親子関係への影響」といった児童虐待が起きてしまう社会の課題について、その背景について、産婦人科医師が取り組む、医療現場からの虐待予防や支援、DVが子どもに与える影響等についての講演がありました。

来場された皆様は非常に熱心に聴講され、プログラム最後の総合討論では、積極的に質問が発信されました。
台風の影響もあり、来場者数はこれまでのフォーラムに比べてけして多いとは言えませんが、参加者の方には大変有意義なフォーラムとすることができたと思います。

本フォーラムは、次世代の健全な育成という視点から子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目的としており、今後も全国各地で開催を予定しています。

開催概要

「子育て支援フォーラムin千葉」について(1.53 MB)