西日本第16回後期研修
研修の模様
日程:2020年7月11日(土)~7月13日(月)
場所:クロス・ウェーブ梅田(大阪)
7月11日から3日間にわたり、西日本第16回後期研修が行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で通常より少ない参加者となりました。参加者の皆さんには、毎朝の検温とマスク着用と机の間隔を広く取っていただきながら、前期研修で学んだ内容を施設で実践・活用した結果の見直しを行い、さらに新たな技術や知識の習得に積極的に取り組んでいただきました。
参加者の感想をいくつかご紹介します。
・自分の施設の意識の低さに気付きました。ライフストーリーワークの大切さを知り、今まで子どもの過去の重要性を意識していなかったことに気付き、必ず実践してみようと思いました。また全体での質疑応答が勉強になるものばかりで共有できてよかったです。
・前期、後期ともに日々の養育を振り返り、今後私たちがすべきことを改めて考えさせられるよい経験となりました。今回コロナに関すること、新しい養育ビジョンに対してこれからの施設としてのあり方を検討できたことは、今の施設が直面している課題に沿っていて良かったと思います。
・アタッチメント、トラウマ、治療的養育について理解を深められ、方法論もわかってきたので良かった。又、グループワークにて他の県の方々と意見交換ができたこと、他の施設のあり方を聞けたことはとても良かったです。
・今回、社会的ビジョンや虐待のこと、性虐待への理解、ファミリーソーシャルワーカーのあり方など、専門的な話が多く話されたので学ぶことがとても多かったです。
・シンポジウムの内容がとても印象的でした。自分の中で、心理士に対する疑問があったのですが、かなり受け身になっていたことを反省しました。心のケアのスペシャリストとしてもっと信頼して一緒に子どもの不安によりそえるように努力しようと思います。
・貴重な研修に参加することができ、本当に満足しています。大切なことは、これまで学んできたことを、どう施設の取り組みに反映させていくか、ということだと思いますので、またチーム職員とシェアして、深めていけたらと考えています。
特別講義の様子(新型コロナウイルス感染症の流行と子ども家庭福祉)
グループ討議の様子
シンポジウムの様子