西日本第20回後期研修
研修の模様
日程:2024年7月20日(土)~7月22日(月)
場所:クロス・ウェーブ梅田(大阪)
7月20日から3日間にわたり、西日本第20回後期研修が行われました。
参加者の皆さんは、前期研修で学んだ内容を施設で実践・活用した結果の見直しを行い、さらに新たな技術や知識の習得に積極的に取り組まれていました。 参加者の感想をいくつかご紹介します。
・普段交流のない他県の施設方との意見交換はとても刺激になりました。同じような大変さを抱えた人が、日々同じように悩み奮闘しているということを知ることができて良かったです。
・研修を受講させていただいている間、私自身、子どもたちに対する間違えた関わり方をしていたことや職員側の個人的な主観でしか見ていない偏った思いを子どもたち押し付けていたことに今までの子どもたちへの申し訳なさでいっぱいになるくらい衝撃を受けました。そして、施設の職員に少しでも学びえたことを施設内で浸透させ、一人でも多くの職員が実践することで子どもたちに還元することが、今の自分にできる唯一の役目だと覚悟を決めております。また、心理士の方々が実践されている貴重なお話しにも、心が揺さぶられました。今度は講義を受けた私たちが施設の子どもたちの生活に浸透させていくことが使命だと感じております。この6日間に学び得たものを“宝の持ち腐れ”にしないよう精進したいと思っております。
・理論から実践まで細かく講義や演習が設定されており、講師陣へ質問の機会も設けられており充実した内容でした。また、自分自身のケアの方法を振り返り、一から見直していきたいと思える内容でした。
・先生の話を聞いて、本当に支援としてやりたい理想がこれだとしみじみ感じました。しかしそれに対して施設に持ち帰り、どう実践していくのか、また施設で受け入れてもらいにくい意見をどう広めていくのかという点も含めて考えさせられました。まずは私が直接向き合っている子どもたちをさらに丁寧に育てるところから始めてみようと思います。
・シンポジウムでは心理士の先生方のお話聞くことができ施設内での心理士としての働き方や役割などを知ることができ、自身の施設との心理士との関係を改めて考えさせられる時間となりました。あまり心理士のお話を聞く機会がなかったので良い勉強になりました。
シンポジウムの様子
グループ討議の様子
質疑応答の様子