東日本第21回後期研修
研修の模様
日程:2025年11月22日(土)~11月24日(月)
場所:L stay&grow南砂町(東京)
11月22日から3日間にわたり、東日本第21回後期研修が行われました。
参加者の皆さんは、前期研修で学んだ内容を施設で実践・活用した結果の見直しを行い、さらに新たな技術や知識の習得に積極的に取り組まれていました。 参加者の感想をいくつかご紹介します。
・前期、後期通して実践を振り返る機会となったと同時に、日頃苦慮しているケースや状況に対してのヒントを頂けたことに感謝しています。地域の異なる職員の方との交流もとても良い刺激になったと思います。後輩や同僚にも機会があれば勧めたいと思っております。
・講師の先生方のお話は分かりやすく、さらに質疑応答の時間や交流会などでも個別にお話を聞ける時間があったため、ピンポントで知りたい内容も聞くことができてとてもありがたかった。他の施設の質問等も含めてとても勉強になった。
・子どもが起こす様々な問題行動には理由があり、児童票や生育歴の整理だけでなく、親の生育歴の理解が大切で、それが子どもへのより良い支援に繋がっていくことを強く実感しました。また、問題行動や反発があった時は、心への入場券ということが印象的でした。
・アタッチメント形成について、子どもの生い立ちの整理から保護者の生い立ちの整理まで、改めて考える機会となった。子どもとの関わりの中で、子どもからの文句がケア葛藤からくるものだと考えることができて、その時に丁寧な対応ができていなかったことが悔やまれる。もっと早く研修に参加したかった。
・心理職との協働について、専門家や広い視点から議論が行われていたことがとても良い学びになって印象的でした。その他にも実際の事例や実践を用いた講義だったのでイメージしやすく、頭に入りやすかったです。
・2日目のシンポジウムの内容がとても参考になった。とくに生活の場を利用した治療的養育という点で、直接的に心理職が生活の中に関わっていく形は、まさに理想的なやり方だと感じた。私自身も心理職だが、現在は総括職になってしまい現場に入ることが少なくなった現状がある。しかし、ぐだぐだと言う前に自分が先頭に立って取り組んでいくべきなのだと、目が覚めるほどの気づきを得られた。
【シンポジウムの様子】
【グループ討議の様子】
【質疑応答の様子】




