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SBI子ども希望財団を通じた被虐待児童支援

SBIグループでは、直接的な社会貢献活動として児童福祉の向上に取り組んでいます。

少子化が懸念されるなか、児童相談所での虐待に関する相談対応の件数は2022年度には21万件を超え*、増加の一途を辿っています。虐待やネグレクト(養育放棄)などに起因する児童養護施設への入所は毎年増加しており、最も愛されるべき両親から虐待を受ける子どもたちの実例が多数報告されていることは、極めて憂慮するべき問題です。

SBIグループは、天然資源の少ない日本にとって人材こそが最大の資源であり、無限の可能性を持つ子どもたちが慈愛を持って健全に育つ環境と社会の実現なくして、日本の明るい将来はないという認識のもと、公益財団法人SBI子ども希望財団を中心に、虐待された児童たちの自立支援や児童福祉の充実等に積極的に取り組んでいます。

SBIグループでは今後も、児童福祉に対する情熱と使命感を持ち、児童福祉向上への意識醸成を推進し、子どもたちが夢と希望を持ち、将来立派に自立していけるような支援活動に注力していきます。

* 厚生労働省 令和4年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数(速報値)

公益財団法人SBI子ども希望財団

SBI子ども希望財団は、虐待を受ける等厳しい境遇に置かれた子どもたちの福祉向上を目的に、2005年10月にSBIグループの社会貢献活動を行う財団法人として設立され、2010年3月に公益財団法人へ移行しました。
本財団における活動としては、被虐待児童が生活する児童養護施設の小規模化への助成事業、児童福祉施設等への助成や児童養護施設の職員を対象とした研修、施設退所後の子どもたちの自立支援のほか、オレンジリボン運動の推進など児童虐待防止啓発活動も積極的に行っています。

公益財団法人SBI子ども希望財団

児童福祉向上への取り組み

SBI子ども希望財団による助成実施金額は、2006年3月期から2024年3月期までの累計で約12億1,260万円となりました。施設職員への研修は19回を終了し、卒業生は約1,900名となっています。また、SBI子ども希望財団は児童虐待防止の社会的啓発運動である「オレンジリボン・キャンペーン」を後援しており、毎年11月の虐待防止強化月間にはSBIグループ役職員一同、オレンジリボンの着用や社内外への啓発活動に取り組んでいます。2024年3月期の当企業グループ社員による児童虐待啓発活動であるオレンジリボングッズの購入額は約140万円となりました。
このほか、株式会社FM大阪ならびに特定非営利活動法人日本こども支援協会が推進する、子ども虐待ゼロを目指すプロジェクト「こどもてらす~To Zero for Children」に賛同し、FM大阪で2021年4月より開始された同タイトルのラジオ番組にスポンサーとして参加するなど、取り組みを拡大しています。

<SBI子ども希望財団による助成実績(2006年3月期~2024年3月期)>
施設(児童養護施設や乳児院等)への寄付(累計) 1,020百万円
寄付を実施した施設数(延べ)
713施設
自立支援のための寄付(累計) 171百万円
福祉団体等活動助成事業(累計) 21百万円

SBI子ども希望財団:児童虐待現状報告
オレンジリボン運動公式サイト
FM大阪 こどもてらす〜To Zero for Children〜番組HP